日本代表のスターティングメンバーが発表された(写真は11月のサウジアラビア戦のもの)【写真:Getty Images】
日本代表は、ロシアワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦に向けたスターティングメンバーを発表した。
ミランでの出場機会が減っている本田圭佑はベンチスタートとなり、右サイドには久保裕也が入ることになりそうだ。久保は1月にベルギー1部のヘントに移籍して以降7試合5得点を記録しており、その好調を代表でも発揮することが期待される。
ボランチでは、山口蛍と今野泰幸がコンビを組むことが予想される。今野はヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制2試合目となる2015年3月のウズベキスタン戦以来、2年ぶりの出場となる。
その他、大迫勇也、香川真司、原口元気、川島永嗣らが先発に名を連ねた。なお、この試合のキャプテンは負傷離脱している長谷部誠に代わって吉田麻也が務める。
UAE戦のスターティングメンバーは以下の通り。試合は日本時間0:30キックオフ予定。
▼GK
1.川島永嗣(FCメス/フランス)
▼DF
5.長友佑都(インテル/イタリア)
6.森重真人(FC東京)
19.酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
22.吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
▼MF
10.香川真司(ドルトムント/ドイツ)
16.山口蛍(セレッソ大阪)
17.今野泰幸(ガンバ大阪)
▼FW
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
14.久保裕也(ヘント/ベルギー)
15.大迫勇也(ケルン/ドイツ)
UAEには最終予選初戦にホームで逆転負けを喫しているだけに、6大会連続のワールドカップ出場に向けて勝利が求められる。
ハリルホジッチ監督も前日会見で「4チームに突破の可能性がある。(予選の)最後まで戦うことになるだろう」と語った通り、グループBは勝ち点1差の中にグループ首位のサウジアラビア、日本、オーストラリア、UAEの4チームがひしめき合う混戦状態となっている。
再びUAEに敗れればその他の試合結果次第でワールドカップ出場圏外に転落する可能性があるだけに、指揮官は「日本にとってもUAEにとっても難しい試合になるが、勝つためにここに来た」と強い気持ちを見せている。
【グループB 順位表】
1.サウジアラビア(13)
2.オーストラリア(10)
3.日本(10)
4.UAE(9)
5.イラク(1)
6.タイ(1)
※()内は勝ち点。日本とUAEのみ1試合未消化
※上位2チームがワールドカップ出場権を獲得。3位チームはアジアプレーオフに回る。
【了】