UAE代表のアリ・マブコート【写真:Getty Images】
日本代表は23日、ロシアワールドカップアジア最終予選でUAE代表と対戦する。ホームでの初戦は逆転負けを喫しているだけに、6大会連続のワールドカップ出場に向けてアウェイでの一戦は負けられない一戦となる。
複数の中東メディアが報じているように、UAE代表はFWアーメド・ハリルが負傷により欠場する可能性が高まっている。ハリルは昨年9月の日本戦でFKとPKを決め、UAEに勝利をもたらしたストライカーだ。
“日本キラー”が不在となった場合でも、UAE代表には要注意人物がいる。26歳のアリ・マブコート(アル・ジャジーラ)が、国内リーグで絶好調の活躍を見せている。
中東メディア『emaratalyoum.com』は、「アル・ジャジーラと代表のストライカーであるマブコートは、明日行われる日本との難しい試合でチームの攻撃をリードすることになるだろう」と報じ、『arabic.sport360.com』などもマブコートへの期待を伝えている。
2015年1月に開催されたアジアカップの日本戦で1得点を決めているマブコートは、UAEガルフリーグ22試合で26得点という驚異的なペースで得点を量産。すでに4度のハットトリックを記録しており、直近のリーグ戦では4試合8得点を挙げている。
今季のUAEガルフリーグで堂々の得点ランク首位に立っており、チームと代表を牽引するストライカーとなっている。
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