バレンシア戦で好守連発のアトレティコGK【写真:goal.com】
7日に行われたコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグ、敵地メスタージャでバレンシアに1-1と引き分けたアトレティコ・マドリーだが、この試合で好守を連発したGKティボ・クルトゥワはアウェーで引き分けたことに満足感を示している。
アトレティコは72分、MFラウール・ガルシアのゴールで先制。その後、バレンシアの猛攻に遭ったが、クルトゥワが幾度もビッグセーブを見せてチームを救った。終了間際に1失点したものの敵地で得点を奪って引き分け、セカンドレグに向けて優位な状況に立っている。
クルトゥワは試合後、苦戦を強いられたことを認めている。スペイン『アス』がコメントを伝えた。
「僕たちは後半、とても苦しんだ。でも、僕はセービングをするためにゴールマウスに立っているんだ。最後は試合が終わったと自分たちが思い込んでしまったことで、失点してしまった」
「セカンドレグは難しい試合になるだろう。だけど、僕たちはアウェーゴールを奪ったので、そこは良かったね。僕たちは苦しんだけど、集中できていた。最後のゴールだけは残念だったよ」
また、ベルギー代表GKはバレンシアに賛辞の言葉を送った。
「バレンシアは素晴らしい相手だった。とても良い雰囲気があり、難しくなることは分かっていた。前半は、ほとんど僕がボールに触る機会はなかった。でも、後半は本当に多くの仕事があった」
「僕たちは後ろに押し込まれて、厳しかった。1-1というスコアは、セカンドレグに向けて重要になる。メスタージャでのプレーはいつも難しい。彼らのサイドバックも上がってきていて、それも僕たちを苦しめた」
アトレティコは、11日のリーガエスパニョーラ第19節、本拠地ビセンテ・カルデロンで首位バルセロナと対戦する。
「毎試合が決勝戦だ。それが最後の1試合だと思ってプレーしなければいけない。土曜日にカルデロンで何が待ち受けているか。僕たちはそれを理解している。勝利できることを願っているよ」