日本代表のGK川島永嗣【写真:Getty Images】
日本代表は20日、ロシアW杯アジア最終予選・UAE戦に向け練習を行った。所属するフランス1部FCメスではほとんど出場機会を得ていないGK川島永嗣だが、今回の日本代表メンバーに選ばれている。
まず、UAE戦に向けては「初戦でUAEに負けた試合もそうですけど、何が起こるか分からないということですね。ほんとうにワールドカップに心から出たいと思っているのは他の国も一緒なので、そういう国同士のぶつかり合いなので、その勝負を分けるのは本当に少しのところだと思いますし、その少しを変えていくためにも1試合1試合、一瞬一瞬を大切にしていきたいと思います」と語り、気を引き締めている。
また、「経験というのはプラスアルファだと思うので、まず大事なのはチームがどういう形で戦っていくかが大事で、この2試合で難しい状況も出て来るだろうし、ピッチ外でもそうだと思いますし、そういうところで自分自身も声をかけて、つとめていきたいと思います」とコメントし、自身の経験をどう生かすかについて答えた。
一方で、日本代表MF長谷部誠が負傷離脱したことに関しては「自分自身もニュースを観た時は非常にショックでしたし、今の代表の中で彼に代わるリーダーはいないと思うので、あいつがいないというのは選手もスタッフもショックは大きいと思います。しかし、こういう時だからこそ一人一人の結束力を高めていかないといけないですし、チームの真価が問われると思います。逆にあいつの分までチームがいい結果を出せる様に戦っていきたいと思います」と、チームに結束力を求めている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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