マンチェスター・シティのヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティの元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの代理人は、同選手が今季限りでシティを離れる可能性を示唆しつつ、ライバルのマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することもあり得ない話ではないと主張した。17日付の英メディア『スカイ・スポーツ』に話している。
シティの中心選手として活躍を続けてきたY・トゥーレは、今季から就任したジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで冷遇されたが、その後和解。11月に実戦復帰を果たしてからはコンスタントに先発で起用され続けている。
だが、5月で34歳となる同選手の契約は今シーズン末で満了する。Y・トゥーレとグアルディオラ監督が衝突した大きな要因であった代理人のディミトリ・セルク氏は来季以降の去就について、宿敵ユナイテッドへの移籍さえも排除はしないと語った。
「なくはないだろう? ジョゼ・モウリーニョは素晴らしい監督だし、ズラタン・イブラヒモビッチはバルセロナでヤヤと一緒だったじゃないか」とセルク氏。「2つのクラブがライバルなのは分かっているが、それはヤヤや私にとっての問題ではない。マンチェスター・シティのスタッフにとっての問題だ」
ユナイテッドではないとしても、具体的に複数のクラブとの交渉は開始しているという。「昨日から正式に、彼の未来について様々なクラブとの交渉をスタートさせた。シティの様子を見るため3月15日まで待ったが、何も言ってこなかったからだ」
セルク氏は交渉相手のクラブを明かしてはいないが、「中国やMLSという話はしない。彼は欧州でプレーする。イタリアやスペインなど複数の国のクラブと話をしている」と移籍先となるリーグの候補に言及している。
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