ドルトムント時代のケビン・グロスクロイツ【写真:Getty Images】
ドルトムントは乱闘騒ぎによってシュトゥットガルトから解雇処分を受けた元ドイツ代表DFケビン・グロスクロイツを迎え入れる準備があるようだ。16日付けの独紙『シュポルト・ビルト』は報じた。
グロスクロイツは先月28日の深夜、シュトゥットガルト市内で若者グループに暴行を受けた。その後、双方合意のもとで契約を解除した。14日付けの独紙『ビルト』では、今月に入り2009年から2015年までBVB(ドルトムントの愛称)でプレーしていたグロスクロイツが、古巣の2軍のトレーニングに参加したいとの意向をクラブに伝えたと報じていた。
この報道に対してハンス・ヨハヒム・ヴァツケCEOは、「もしそれが本当なら、我々は『ノー』と言うことはないだろう。ケビンはドルトムントで2度もリーグ優勝に貢献した選手だ。確かに彼は過ちを犯したが、それを素直に認めた。我々は彼に対していつでも扉を開けて待っている」と迎え入れる姿勢を示した。
今回の騒動で現役引退も視野に入れていたとされるグロスクロイツ。古巣の温かいサポートで再びピッチに戻ることはあるのだろうか。
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