日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は16日、ロシアワールドカップアジア最終予選のUAE戦(アウェイ)およびタイ戦(ホーム)に向けた日本代表メンバーを発表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は25名の選手を招集し、うち海外組は14名を占めた。
海外組の中で最も試合に出場しているのは、久保裕也だ。この冬にベルギーのヘントに移籍し、リーグ戦全7試合に出場して5得点を決めるなど文句なしの活躍を見せている。
次に出場機会を得ているのはケルンの大迫勇也だ。24試合で5得点とゴール数は決して多くはないが、前線でのポストプレーなどでチャンスを作り出し、チームの攻撃の中核を担っている。
長谷部誠、酒井高徳、原口元気のブンデス組や酒井宏樹も所属クラブでは主力に定着。吉田麻也や岡崎慎司は、出場率自体は高くはないが、リーグ後半戦から主力に返り咲いており、欠かせない存在となっている。
一方で、出場機会を得られていない選手も多い。川島永嗣は所属のメスではリザーブチームを中心にプレーしており、本田は年が明けてからはリーグ戦2試合で15分しかプレーしていない。宇佐美貴史も徐々に出番が増えてきたとはいえ、主力とは言い難い現状だ。
今回の代表メンバーに招集された海外組の出場率は以下の通り。(数字は全てリーグ戦に限る)
【1位】
FW:久保裕也(ヘント/ベルギー)
出場試合:7試合/全7試合(572分/全630分)
出場率:90.79%
※ヘント移籍後の数字
【2位】
FW:大迫勇也(ケルン/ドイツ)
出場試合:24試合/全24試合(1928分/全2160分)
出場率:89.26%
【3位】
MF:長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
出場試合:22試合/全24試合(1886分/全2160分)
出場率:87.31%
【4位】
DF:酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
出場試合:27試合/全29試合(2272分/全2610分)
出場率:87.05%
【5位】
DF:酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
出場試合:23試合/全24試合(1862分/全2160分)
出場率:86.20%
【6位】
FW:原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
出場試合:23試合/全24試合(1711分/全2160分)
出場率:79.21%
【7位】
FW:浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
出場試合:20試合/全22試合(1311分/全1980分)
出場率:66.21%
【8位】
FW:岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
出場試合:22試合/全27試合(1092分/全2430分)
出場率:44.94%
【9位】
DF:吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
出場試合:11試合/全27試合(990分/全2430分)
出場率:40.74%
【10位】
MF:香川真司(ドルトムント/ドイツ)
出場試合:13試合/全24試合(644分/全2160分)
出場率:29.81%
【11位】
DF:長友佑都(インテル/イタリア)
出場試合:9試合/全28試合(505分/全2520分)
出場率:20.04%
【12位】
FW:宇佐美貴史(アウクスブルク/ドイツ)
出場試合:8試合/全24試合(297分/全2160分)
出場率:13.75%
【13位】
FW:本田圭佑(ミラン/イタリア)
出場試合:5試合/全28試合(95分/全2520分)
出場率:3.77%
【14位】
GK:川島永嗣(FCメス/フランス)
出場試合:0試合/全29試合(0分/全2610分)
出場率:0%
【了】