日本代表の宇佐美貴史【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は16日、ロシアW杯アジア最終予選のUAE戦(23日)とタイ戦(28日)に向けた日本代表メンバーを発表した。
ドイツのアウクスブルクでプレーするFW宇佐美貴史は、昨年10月のイラク戦とオーストラリア戦に向けて招集されながらも負傷で不参加となって以来の再招集。11月の2試合には招集されていなかった。
今季加入したアウクスブルクではブンデスリーガ開幕戦に出場したあと、11月までは全く出場できない状況が続いていた。現在は定位置確保には至らないもののある程度の出場機会を得ることができており、再び代表での活躍が期待できる状態に戻ったとヴァヒッド・ハリルホジッチ監督は判断したようだ。
指揮官は宇佐美をUAE戦ではなく、タイ戦に何らかの形で起用することを示唆している。「1戦目ではまだ難しいかもしれないが、2戦目で良いジョーカー役を担ってくれるかと思う」と期待を述べた。
ハリルホジッチ監督は宇佐美について「ボールを受けて自分で違いを生むことができる珍しい選手」と評価。「他の選択肢もあったが、ジョーカーとして彼が最適ではないかという判断でリストに入れた」と招集理由について話している。
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