柴崎岳【写真:Getty Images】
スペインのテネリフェに移籍したMF柴崎岳が、今週末のデビューに向けて順調なようだ。地元メディア『エル・ドルサル』が伝えている。
冬の移籍市場でテネリフェの一員になった柴崎は、チームメートの負傷もあって12日のヘタフェ戦で初のベンチ入りを果たした。しかし、ピッチに立つ機会は訪れていない。
それでもコンディションは着実に良くなっている模様だ。『エル・ドルサル』は同チームのホセ・ルイス・マルティ監督が「ガクは良い可能性がある。非常によく練習しているところだ。日曜日の試合でプレーする時間があるか見ていこう」と語ったことを伝えた。さらに同指揮官は柴崎のテクニックを高く評価しており、「チームに一貫性をもたらすことができるし、技術は見事で、両足を使うことができる。良い視野があり、トップ下もセンターハーフもできるね」と述べている。
マルティ監督はヘタフェ戦のあと、「試合のインテンシティを考えると、今日のデビューは適切ではないと思った」と話していた。次節、ホームで行われるレウス・デポルティウ戦で柴崎にデビューの機会は訪れるだろうか。
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