エデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーのMFエデン・アザールは、バルセロナのFWリオネル・メッシ以上にピッチで危険にさらされている。英メディア『スカイ・スポーツ』がこれまでのデータを紹介した。
アザールは現地時間13日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦で多くのファウルを受け、アントニオ・コンテ監督が「サッカーではない」と相手の姿勢を非難していた。
実際にアザールは危険だったのか。同メディアは、13日のチェルシー対ユナイテッドで最もファウルを受けていたのがチェルシーの10番だというデータを示した。2番目に多かったのはウィリアンの3回だが、アザールはその2倍のファウルを受けている。
欧州5大リーグ全体に目を向けると、アザールの今シーズンの被ファウル75回で2位というデータだ。メッシは51回で3位、トップは99回のネイマール(バルセロナ)となっている。
プレミアリーグでは、2014/15シーズンから現在までにアザールが受けたファウルは258回。2位はクリスタル・パレスのウィルフリード・ザハで210回となっており、大差がついている。
チェルシー対ユナイテッドの一戦では、ピッチサイドでコンテ監督とジョゼ・モウリーニョ監督が口論になる場面があった。データ上は、チェルシー指揮官の主張は正当なもののようだ。
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