トリノのジョー・ハート【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティからトリノにレンタル移籍中のイングランド代表GKジョー・ハートはプレミアリーグ復帰を考えていないようだ。イギリスメディア『BBC』が報じている。
インタビューでハートは「僕はシティにとって余計な存在だ」と話し、古巣への復帰には消極的だ。
ハートは今シーズンからシティで指揮を執っているペップ・グアルディオラ監督の構想外となり、現在はセリエAのトリノでプレーしている。グアルディオラ監督の決断についてハートは「彼の決断は個人的な感情からではなかった。監督としてチームが勝つために正しい選択と考えて僕を放出したのだろう」と一定の理解を示した。
29歳のGKにはアーセナルやリバプールといったプレミアリーグのクラブが興味を示していると噂されている。来シーズンのプレミアリーグ復帰を聞かれると「イングランドでプレーすることが一番大切なことではない。一番大事なことは私をレギュラーとして使ってくれるチームでプレーをすることだ」と常時プレーできるチームを優先順位に考えているようだ。
プレミアリーグとセリエAで合計327試合に出場している経験豊富なハート。来シーズンはどこでプレーするのだろうか。
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