ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
かつて長谷部誠や乾貴士など日本人選手を指導したことがあるアルミン・フェー氏が、12日に放送されたドイツのテレビ番組『Volkaswagen Doppelpass』でドルトムントのトーマス・トゥヘル監督を痛烈に批判した。
ハンブルガーSVやフランクフルトなどで指揮を執った経験のあるフェー氏は「私が監督だったらヘルタ・ベルリンとの試合にもっと重きを置いたと思う」と話した。
2006/2007シーズンにはシュツットガルトを率いてブンデスリーガを優勝に導いた56歳は、現地時間14日に行われるドイツ杯(DFBポカール)準々決勝の対シュポルトフロインデ・ロッテ戦を見据えて主力の一部を温存したトゥヘル監督のやり方に対し苦言を呈した。
トゥヘル監督は、現地時間11日に行われたブンデスリーガ第24節のヘルタ戦でレギュラーであるウカシュ・ピスチェクやウスマン・デンベレなどをベンチに置き、今シーズンはパフォーマンスがなかなか上がらないアンドレ・シュールレをスタメンで起用した。
一時はピエール=エメリック・オーバメヤンのゴールで同点に追い付いたドルトムントだが、後半にマルヴィン・プラッテンハルトに直接FKを決められて1-2の敗戦を喫した。
敗れたBVB(ドルトムントの愛称)はチャンピオンズリーグ圏内の3位をキープしているが、4位のホッフェンハイムとは勝ち点差が1という状況だ。
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