メスト・エジル(左)とアーセン・ヴェンゲル監督(右)【写真:Getty Images】
アーセナルのMFメスト・エジルは、アーセン・ヴェンゲル監督と別々の未来を考えているようだ。独紙『ビルト』に対する同選手の発言を英メディアが伝えている。
エジルはアーセナルとの契約が来シーズンいっぱいとなっており、以前から去就が注目されている。同選手は以前、ヴェンゲル監督の将来が明らかにならないうちは決断しないと語っていた。
だが、現在は状況が違うようだ。エジルは「アーセナルでとても幸せだ。アーセン・ヴェンゲルは、僕がアーセナルに加入した主な理由の一つだよ」と前置きしたうえで、「サッカーでは、あらゆることが瞬時に変わる。予定と違うことなんてしょっちゅうだ。だから、僕の将来が監督次第だと言うのは違うね」と述べている。
アーセナルを1996年から指揮するヴェンゲル監督は、最近の不振でファンからも退任を望む声が大きくなっている。今シーズンで契約が満了となる同指揮官は、このまま去ることになる可能性が高いというのが現在の見方だ。
エジルは指揮官が交代したあともアーセナルでプレーを続けることになるのだろうか。
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