テネリフェのホセ・ルイス・マルティ監督【写真:Getty Images】
スペイン2部のテネリフェに所属するMF柴崎岳のデビューが近づいていることを、ホセ・ルイス・マルティ監督も認めている。クラブ公式サイトや地元紙『エル・ドルサル』が現地時間10日の会見でのコメントを伝えた。
1月にテネリフェに加入して以来、新天地への適応に苦戦していた柴崎だが、先週からはチームの全体練習に復帰。チームメートたちに馴染んでいる様子も見せ、待望のスペインデビューに向けて着々と準備を整えつつあるようだ。
マルティ監督は会見で、柴崎について「チームの一員になっており、今では我々の練習のやリ方や戦いのリズムを分かっている」とコメント。「近いうちに試合の招集メンバーに入ることができると期待している」と述べた。
指揮官は柴崎の復帰に慎重な姿勢を取り続けていることもあり、今月19日にホームで行われるレウス・デポルティウ戦がデビュー戦となることが濃厚なのではないかとも予想されていた。だが中盤に負傷者が出ていることもあり、早ければ12日のヘタフェ戦で出場機会が巡ってくることもあり得るとみられている。
テネリフェは11日には午前に練習を行ったあと、ヘタフェ戦に向けた招集メンバーを発表することを予定している。そこに柴崎の名前はあるのだろうか。
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