シュトゥットガルトとの契約を解消されたケビン・グロスクロイツ【写真:Getty Images】
乱闘騒ぎによってシュトゥットガルトから解雇処分を受けた元ドイツ代表DFケビン・グロスクロイツに新しいアマチュアチームからオファー届いた。8日付けのドイツ紙『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』が報じた。
28歳の元ドイツ代表選手にオファーを出したクラブは、シュトゥットガルトから北西に約400キロ離れたメンヒェングラッドバッハにあるアマチュアクラブ『シュポルトフロインデ・ヘーン』というチームだ。
同クラブはフェイスブック上で「私たちのクラブは、きみが深夜にパーティーに行ったりたくさんお酒を飲んでも罰を与えたりはしない」と解雇の原因となった“深夜の乱闘騒ぎ”を連想させるブラックユーモアを交えてグロスクロイツに“オファー”を出した。
また「きみがサッカー選手として成し遂げたことや価値は、ドイツサッカー連盟(DFB)や国際サッカー連盟(FIFA)よりも素晴らしく確かなことだ」と2016年に発覚したDFBのドイツW杯招致における不正活動や、FIFAの汚職事件を例に彼を擁護した。グロスクロイツは今回のオファーを受けるのだろうか。
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