バルセロナのサポーター【写真:Getty Images】
歴史に残る逆転劇でパリ・サンジェルマン(PSG)を下し、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出を果たしたことで、バルセロナはブックメーカー各社による”優勝候補”筆頭にも返り咲いた。
CL決勝トーナメント1回戦でPSGと対戦したバルサは、3週間前に行われたパリでの1stレグに0-4で大敗。英国などのブックメーカー各社による大会優勝予想では、その試合以前にはバルサのオッズが最も低く設定されていた(つまり、最も優勝の可能性が高いとみられていた)が、PSGに敗れたことで大会に残っている16チーム中9番手前後まで評価が急落していた。
だが、現地時間8日に行われた2ndレグではバルサは6-1でPSGを撃破。欧州サッカー連盟(UEFA)の主催大会の歴史上一度も例がない「0-4からの逆転」を成し遂げ、見事8強へと勝ち進んだ。
試合後には、バルサの優勝オッズは再びブックメーカー各社のトップに返り咲いている。多くのブックメーカーではバルサの優勝に賭けた場合の倍率を「3.75倍」程度としており、優勝確率の最も高いチームだと予測している。
アーセナルを2試合合計10-2で粉砕したバイエルン・ミュンヘンが「4倍」前後で2番手。ナポリを破って8強に進んだレアル・マドリーが5.5~6.0倍前後、ポルトにアウェイで先勝して8強進出に向けて優位に立っているユベントスが8~10倍前後で続いている。
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