メディアの取材に応じるジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでパリ・サンジェルマン(PSG)に6-1で勝利を収めた。
アウェイでの1stレグを0-4で落としていたバルサだったが、CL史上初めて4点差をひっくり返す大逆転で10年連続となるベスト8進出を果たした。奇跡として大きな話題となっている試合を終え、選手たちも歓喜に包まれている。
PSGの強力な攻撃を1点に抑えて逆転突破に貢献したバルサのDFジェラール・ピケは、試合後のインタビューで「僕らは明日も練習があるけど、今夜はパーティーに行くつもりだ」と喜びを語っている。『FOXスポーツ』などが伝えた。
「95分にゴールが決まり、8分間で3つのゴールを奪った。誰かが奇跡を起こすことは可能と言っていたよね」
バルサは2戦合計スコア3-5で迎えた終盤の88分から、後半アディショナルタイムの95分までの8分間で3ゴールを奪った。試合前日の記者会見でルイス・エンリケ監督は「PSGが4点取れるのであれば、我々が6点取ることもできる」と発言しており、今回の試合結果はまさにその通りとなった。
PSGが1stレグで4ゴールという大量リードを確保し、仮に2ndレグで1点でもアウェイゴールを挙げれば、逆転でのベスト8進出を目指すバルセロナには6ゴールが必要になる。L・エンリケ監督は強力な攻撃力を誇る相手に1失点を覚悟のうえで、それでも逆転を信じ、ピケら選手たちが指揮官の言葉を現実のものにして見せた。
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