ヴェンゲル退任を望むファンも【写真:Getty Images】
アーセナルのDFエクトル・ベジェリンが、アーセン・ヴェンゲル監督を擁護し、信頼を強調した。英紙『デイリー・スター』などが伝えている。
現地時間7日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでアーセナルはバイエルン・ミュンヘンに敗れた。敵地でのファーストレグを1-5で落としていたため、突破が難しい状況ではあったものの、セカンドレグも1-5で大敗。去就が注目されているヴェンゲル監督の立場はさらに危うくなっている。
それでもベジェリンは、「チーム全体が監督についていっている。彼はチームを動かす人だ。サッカーは良いときもあるけど、時には低迷することもある。今は後者だ。でも、僕たちにできることは自分たちで取り組んでいくことだけだね」と述べた。
ヴェンゲル監督が来シーズンも続投した場合に残留したいかと問われると、スペイン人サイドバックは「もちろんだ。特に僕にとってはね。彼は僕がここに来た初日からチャンスを与えてくれた人だ」とコメントし、「みんなが彼を信頼している。もちろん、僕たちは彼に残ってほしい」とアピールした。
バイエルン戦ではファンからヴェンゲル監督の退任を願う声もあったが、クラブ内での信頼は揺らいでないのだろうか。
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