アレクシス・サンチェスだけ笑顔を見せる(右下)【写真:Getty Images】
現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、アーセナルはホームでバイエルン・ミュンヘンと対戦し1-5の大敗を喫した。この試合中、ベンチに座っていたアーセナル所属のチリ代表FWアレクシス・サンチェスが失点直後に”ニヤつく”場面があった。8日に英紙『テレグラフ』が報じている。
問題のシーンは85分。DF裏に抜け出したアルトゥーロ・ビダルに駄目押しの5点目を決められた直後に、サンチェスは手で口を覆い隠しながらも笑顔を見せる場面があった。同紙は「笑った理由は不明だが、アーセナルのファンにとって、タイミングは関係ないだろう」とし、GKペトル・チェフとの会話の中で笑う要素があった可能性があるにせよ、アーセナルが負けている状況で笑顔を見せたことで悪い印象を与えたとしている。また、サンチェスがボールを奪われたことによりアリエン・ロッベンに逆転ゴールを許す場面もあった。
サンチェスはリバプール戦の直前、トレーニング中にチームメイトと口論になり途中で練習を切り上げていた。そしてリバプール戦では先発から外されベンチスタートとなっている。アーセン・ヴェンゲル監督は戦術的な理由と説明しているが、規律違反による制裁とも報じられている。アーセナルとの関係が怪しくなっている状況で、誤解を招くような態度を見せたことは後々問題になるかもしれない。
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