元バルセロナのシャビ・エルナンデス【写真:Getty Images】
現在カタールのアル・サッドでプレーする元バルセロナのMFシャビ・エルナンデスは、将来的に古巣バルサの監督に就任したいという夢を語った。7日付の仏紙『ル・パリジャン』がインタビューを伝えている。
近年のバルサの成功の象徴的選手のひとりであったシャビは、バルサの下部組織で育ち、トップチームで17年間にわたりプレー。2015年夏に初めてバルサを離れ、現在はカタールでプレーしている。
「バルセロナを指揮することは夢だ」と語るシャビは、現役引退後に指導者の道へ進むためすでに準備を開始しているという。「監督になるための訓練を行っているところだ。まだライセンスを取得していないし、新しく学ぶべきことは多いけどね」
だが、今シーズン限りでの退任を先日発表したルイス・エンリケ監督の後を引き継ぐ可能性は否定した。「それはないよ。試験に合格していないし、まだ監督ではなく選手だと考えている。来シーズンが選手としての最後のシーズンになる。それからのことはそれからだ」
バルサの宿敵レアル・マドリーでは、元選手のジネディーヌ・ジダン監督が成功を収めている。「(ジョゼップ・)グアルディオラも、ルイス・エンリケもそうだった。元選手たちが監督として成功している。彼らは経験を伝えることができるし、必要なキャラクターや情熱を持っている」と語るシャビは、自らもその元選手たちに続きたいと考えているようだ。
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