アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、FWアレクシス・サンチェスとの衝突を否定した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
サンチェスは現地時間4日に行われたリバプール戦で先発を外れた。後半から投入されたものの、この采配には疑問の声も出ている。ヴェンゲル監督は戦術的な理由と説明していたが、規律違反による制裁という報道も出た。サンチェスは先週、練習でチームメートと衝突し、練習を途中で切り上げてしまったと言われている。
だが、ヴェンゲル監督はサンチェスとの関係が「ノーマル」だと主張。6日の会見でこのように話した。
「何も起きていない。リバプール戦のあと、私はロングボールを使いたかったと説明したはずだ。それが私の決定だった」
「完全に間違った報道だ。ただ、皆さん(報道陣)が紙面を埋めなければいけないという事情は分かるし、我々は尊重しなければいけない。試合に勝てなかったとき、必ずしも正しい話が出るわけじゃない。我々はそれを受け入れる」
サンチェスは今シーズン、35試合に出場して20ゴールを挙げている。現行契約は来シーズン末までとなっているため、移籍が盛んに噂されているところだ。
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