レアル・マドリーのサポーターの多くは、チャンピオンズリーグ（CL）のナポリ戦に3トップ“BBC“が先発起用されることを望んでいないようだ。5日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

　ウェールズ代表FWガレス・ベイルが2013年に加入して以来、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、フランス代表FWカリム・ベンゼマとともに“BBC“と呼ばれるようになったマドリーの3トップは、2度のCL制覇など大きな成功をクラブにもたらしてきた。

　だが、今季は負傷の影響などもあり3人が揃って出場する機会は減少。出場しても期待通りの結果を出せないケースもあり、一方でFWアルバロ・モラタなどがその穴を埋める貢献を見せてきた。

　現地時間4日に行われたリーガエスパニョーラ第26節のエイバル戦ではC・ロナウドが負傷、ベイルが出場停止で欠場し、またも“BBC“が揃わない試合となった。だがベンゼマの2ゴールなどでチームは4-1の快勝を収めている。

　7日にはCL決勝トーナメント1回戦2ndレグのナポリ戦が行われるが、『アス』はこの試合に向けてオンラインアンケートを実施。「ナポリ戦にBBCが出場してほしいか？」との質問に対し、5日夜までに寄せられた4万件以上の回答のうち、約77％が「ノー」という答えを返しているという。具体的に3人のうち誰を外すべきなのかはそれぞれ意見が異なるかもしれないが、同時起用を望まないサポーターは多いようだ。

　だが実際には、負傷からの回復が見込まれるC・ロナウドも、CLでは出場停止の影響を受けないベイルも先発に復帰することが予想される。マドリーはホームでの1stレグでナポリに3-1の勝利を収めており、アウェイで2点差を守って準々決勝へ進むことを目指す。

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