アーセナルのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスが試合の先発メンバーから外されたのは、チームメートと衝突したことに対する規律処分だったのかもしれない。5日付の英紙『ガーディアン』や『テレグラフ』が伝えている。
アーセナルは現地時間4日に行われたプレミアリーグ第27節の試合でリバプールと対戦したが、アーセン・ヴェンゲル監督はこの試合でエースのサンチェスを先発から外すという驚きの采配。0-2でリードされた後半開始から出場したサンチェスは反撃の1点をアシストしたが、結局アーセナルは1-3で敗れる結果に終わった。
ヴェンゲル監督は試合後に、サンチェスをベンチスタートとした理由について、ロングボールを多用するための戦術的選択だと説明していた。だが報道によれば、それ以外の理由もあったのだという。
サンチェスは先週、練習中に一部のチームメートと衝突し、腹を立てて練習から立ち去った模様だとされている。ヴェンゲル監督はこの件への規律処分としてサンチェスを先発から外したとのことだ。
2018年までとなっている契約の延長交渉が難航していることもあり、他クラブからの関心も報じられるサンチェスだが、今回の先発落ちで移籍への憶測はさらに強まっている。『テレグラフ』は、パリ・サンジェルマンがユベントスを抑えてサンチェス争奪戦の優位に立っていると伝えた。
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