モナコのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
現地時間5日に行われたフランス・リーグアン第28節の試合で、モナコはナントをホームに迎えて4-0の快勝を収めた。18歳のFWキリアン・ムバッペは2ゴールを挙げる活躍を見せている。
第25節メス戦でハットトリックを達成するなど今季7得点を記録していた新星は、この試合でさらに2ゴールを追加。試合序盤にチームの先制点、前半終了間際に3点目を記録し、快勝に大きく貢献した。
デビューを飾った昨シーズンに1ゴールを挙げていたムバッペは、これでリーグアンでの通算10得点を達成。スポーツデータ会社『オプタ』によれば、18歳2ヶ月でのリーグアン通算10得点は、過去30年間で最も若い記録だという。
昨年3月には、レンヌに所属していたMFウスマン・デンベレ(現ボルシア・ドルトムント)が18歳10ヶ月での通算10得点を達成し、ティエリ・アンリ氏やアントニー・マルシアルの記録を塗り替えていた。ムバッペはそのデンベレより8ヶ月若い年齢で10ゴールを記録している。今季の公式戦通算成績は29試合出場15ゴールとなった。
モナコはこの勝利で首位を守り、パリ・サンジェルマンとニースを3ポイント差でリードしている。”アンリ2世”とも呼ばれる期待の若武者のゴールがチームを17年ぶりのリーグ制覇に導くかもしれない。
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