シュトゥットガルトのケビン・グロスクロイツ【写真:Getty Images】
乱闘騒ぎによって所属のシュトゥットガルトから解雇処分を下された元ドイツ代表DFケビン・グロスクロイツだが、一部のファンがクラブへの復帰を求めているようだ。独メディア『フォーカス・オンライン』が報じている。
浅野拓磨や細貝萌とともにドイツ2部のシュトゥットガルトに所属していたグロスクロイツは、先月末の28日深夜に町中で乱闘騒ぎを起こして負傷。クラブは同選手の行動がプロ選手にふさわしくないものだったと判断し、本人との話し合いの上で契約解除に至ったことを3日に発表した。
それを受けて一部のファンが、彼を再びクラブに復帰させようと行動を起こしている。一部のファンは「我々はケビンのために」というサイトを作り、動画でグロスクロイツに向けて復帰を直接語りかけている。
また、他のファンの間ではインターネットを通じて元ドイツ代表DFのクラブ復帰への署名活動を始めている。現地時間の6日には、約5,500人以上の署名が集まっている。この他、フェイスブックでも復帰を願うグループが作られるなど、さまざまなメディアを通じてグロスクロイツの復帰を願う運動が起こっている。
先日にはドイツ代表でチームメイトだった、ルーカス・ポドルスキも自身のツイッターで「誰もが過ちを犯すものだ。君はいつも、間違ったことをしてしまってもその責任を取ってきた。諦める必要はない。人生は続いていく」とグロスクロイツに向けて言葉を述べている。
このように多くのサポーターに愛されているグロスクロイツ。彼の復帰はあるのだろうか。
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