長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトのMF長谷部誠が5日、ブンデスリーガの日本人選手最多出場記録を更新した。
長谷部は前節までにブンデスリーガ234試合に出場し、奥寺康彦氏の記録に並んでいた。現地時間5日に行われたフランクフルト戦にキャプテンマークを巻いて先発した長谷部は、奥寺氏の記録を上回り、日本人選手史上最多となるブンデスリーガ235試合出場を達成している。
長谷部は2008年に浦和レッズからヴォルフスブルクへ移籍して13年までプレー。13/14シーズンはニュルンベルクに所属し、14/15シーズンからはフランクフルトで活躍している。
これに伴い、ブンデスリーガ公式ツイッターにブレーメンなどで活躍した奥寺氏がコメントを寄せた。日本人初のプロサッカー選手として知られる同氏は、「長谷部君、僕の記録を抜いたそうでおめでとうございます」と拍手。「ずっと誰かが抜くんじゃないかと思っていたけど、君が抜いてくれてすごくうれしい。これは長い間健康で選手をやってこられたからじゃないかなと思うし、これからもできるだけ長く、ブンデスリーガで頑張ってほしいなと思ってますので、本当にファイトしてやってください」とエールを送った。
33歳の長谷部は、フランクフルトでキャプテンマークを巻き、最近ではPKキッカーも担当している。まだまだ出場記録を伸ばしてくれそうだ。
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