バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシがゴール後に見せた謎の“電話パフォーマンス“が話題となったが、真相は親族に向けたメッセージだったようだ。4日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
バルサは現地時間4日に行われたリーガエスパニョーラ第26節の試合でセルタと対戦。メッシの2ゴールなどで5-0の快勝を収めたが、そのメッシがゴール後に見せたジェスチャーに注目が集まった。
メッシは先制ゴールを祝ったあと、観客席の方を見ながら右手を右耳の付近に当て、電話をかけるような仕草を見せた。笑顔ではなく深刻そうな表情を見せていたこともあり、停滞している契約延長交渉を進展させるようクラブに要求する意味が込められていたのではないかという憶測も広がった。
だが、その後スペインの複数メディアが伝えた情報によれば、このジェスチャーはメッシの甥に向けられたものであったというのが“真相“のようだ。甥はこの日、家族のお祝い事のためメッシに何度か電話をかけていたが、メッシは応答できなかったという。観客席にはメッシの兄ロドリゴさんが子供たちとともに観戦に訪れていたとのことで、その甥に向けたメッセージだったようだ。
メッシはこの日の2ゴールも含めて最近4試合で6ゴールと好調を維持。8日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の2ndレグでパリ・サンジェルマンと対戦し、1stレグでの0-4の大敗から逆転を目指す。
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