ポールに向かうドリース・メルテンス【写真:Getty Images】
ナポリは現地時間4日、セリエA第27節でローマと対戦し、敵地で2-1の勝利を収めた。この試合で2ゴールを決めたFWドリース・メルテンスの“下品”なゴールパフォーマンスが話題になっており、伊『スカイ』はイエローカードに相当する可能性はないかと疑問を投げかけている。
ローマとの上位対決で先制したのはナポリだった。26分、マレク・ハムシクのスルーパスを受けたメルテンスは、GKとの1対1を制してゴールを決めている。
その後、メルテンスはコーナーフラッグの方へ駆け寄っていくと、両膝と手を地面につけ、片方の足を上げた。コーナーフラッグを電柱か何かに見立てて犬がマーキングをするような仕草をしている。
このゴールパフォーマンスは、1994年のワールドカップでナイジェリア代表のフィニディ・ジョージ氏がギリシャ戦で得点を決めた際に披露していた。元ブラジル代表のMFフェリペ・メロもガラタサライ時代に見せたほか、ゼニトのFWダニーもチャンピオンズリーグで同様のパフォーマンスをしている。
なお、メルテンスは2ゴールを決めたあとに足を痛めた様子で74分に交代したが、大事には至らず「足をつっただけ」とのこと。7日に開催されるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのレアル・マドリー戦には間に合う見込みだ。
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