レアル・マドリーに所属するナチョ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属する27歳のスペイン代表DFナチョが、12歳の時から”糖尿病”と戦いながらプレーを続けていることを明かした。4日に英メディア『フォー・フォー・トゥ』が報じている。
初めて”糖尿病”を患ったのを知ったのは12歳の時だったという。病院に行った時に発覚したようだ。その当時についてナチョは「それまでマドリーの下部組織で2年間過ごしてきたから、とてもショックだった。病院に行った時のことを覚えているよ。トーナメントに出場する予定だったが、諦めるしかなくなったんだ」と語り、辛い日々を過ごしたことを明かしている。
最初に普通の医者に診てもらったあと、そのあとに専門医にも診てもらったとのこと。そこでナチョの人生が変わったようだ。「3日後、内分泌の専門家であり、親しくなったラミレス医師に診てもらった。するとサッカーを諦める必要はないと言われた。運動することが非常に重要で、プレーを続ける必要があるとね。その月曜日から僕の人生が再び始まったんだ」と語っている。
続けて「普通の人よりも3倍は自分の健康に気を使わないといけないため、もちろん大変だ。食事や休息の取り方に気を配らないといけない。常にいろいろな道具(インスリンや血糖値測定器など)を携帯しなければならないから、より責任感も強くなったよ。僕に限界はない。トップレベルのサッカーが出来て幸せだ」とコメントしている。
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