ファンへの挑発行為を否定【写真:goal.com】
レアル・マドリーMFアンヘル・ディ・マリアが、ファンに対して挑発行為を行ったことを否定した。
6日のリーガエスパニョーラ第18節、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのセルタ戦(3-0)の後半途中にピッチから退いたディ・マリア。ファンから強烈なブーイングを浴びせれた同選手は、股間を触ってからピッチを出たが、それが挑発行為であったと指摘されている。
試合後にミックスゾーンに現れたアルゼンチン代表MFは、アメリカ『フォックス・スポーツ・ラジオ』に対し、その行為の理由を説明した。
「ブーイングは我慢して受け止めたし、誰かに対して何かしたわけじゃない。単純に、あれの位置を落ち着かせたかったんだ。家族もスタジアムにいたし、そんな挑発行為をすることはないよ」
「スペインメディアは、僕のことを好きではないんだろう。彼らにインタビューを与えていないからね。メディアはファン、クラブを僕と敵対させたいんだ」
また、昨夏にマドリーからナポリに移籍した同胞FWゴンサロ・イグアインや、自身の移籍の噂について言及した。
「イグアインは毎シーズン20~30ゴールを決めていたが、『ここを去らなければならない』と言いながら過ごしていた。また昨年6月、スペインメディアはクラブが僕の売却を望んでいると報じていた。僕はそれを止めさせるために、(FWクリスティアーノ・)ロナウドと話さなければならなかった」
「僕はここでのプレー、チームを助けることを歓迎している。ただ、メディアに話すことは望んでいないんだ。僕はここで幸せだ。チームメートと監督から後押しを受けているしね」