ケビン・グロスクロイツとルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
トルコのガラタサライに所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、過ちを犯してクラブ退団を余儀なくされた元代表チームメートのMFケビン・グロスクロイツにエールを送っている。
浅野拓磨や細貝萌とともにドイツ2部のシュトゥットガルトに所属していたグロスクロイツだが、先月末の28日深夜に町中で乱闘騒ぎを起こして負傷。クラブは同選手の行動がプロ選手にふさわしくないものだったと判断し、本人との話し合いの上で契約解除に至ったことを3日に発表した。
グロスクロイツは「間違いを起こした。心から謝罪する」とクラブ公式サイトでコメントし、自身の行為を反省する様子を見せている。ドイツ代表でチームメートとしてプレーしたポドルスキも、グロスクロイツがこの失敗を乗り越えて前進していくことを応援する姿勢を見せた。
「誰もが過ちを犯すものだ。君はいつも、間違ったことをしてしまってもその責任を取ってきた。諦める必要はない。人生は続いていく」とポドルスキはツイッターの自身のアカウントでグロスクロイツに向けて言葉を述べている。
グロスクロイツは過去にもホテルのロビーでの放尿騒ぎや、サポーターとの衝突などたびたび問題を起こしてきた。J1のヴィッセル神戸へ移籍することが先日発表されたポドルスキとはドイツ代表の元チームメートであり、2014年ワールドカップではともに優勝を味わった。
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