股間を触りファンを挑発か【写真:goal.com】
6日のリーガエスパニョーラ第18節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのセルタ戦に3-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、チームのパフォーマンスが良質なものではなかったと認めながらも、何よりも結果が重要であったことを強調している。
スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。
「特に前半のことだが、我々のパフォーマンスは良くなかった。バケーション後であれば当たり前だがね。重要なのは勝ち点3を獲得したことだ。後半には、さらなるインテンシティーを発揮できた。ただ前半のプレーは少しスローだったね」
「この試合ではパフォーマンスに問題を抱えてしまったが、何も心配はしていない。今日は安定性を欠いたが、これから改善していく必要がある。首位バルセロナ、2位アトレティコ・マドリーには勝ち点5差をつけられており、重要なのは良いプレーを見せ、差を広げられないことだ」
後半に2トップの一角としてプレーし、2得点を記録したFWクリスティアーノ・ロナウドにも触れている。
「クリスティアーノがサイドでのプレーを好んでいることは知っている。だがあの時間帯には、より高い位置で(FWカリム・)ベンゼマとともにプレーさせることが望ましいと感じた。2ゴールを決めたし、良いプレーを見せていたね」
また、後半途中にピッチから退き、ファンからブーイングを浴びたMFアンヘル・ディ・マリアにも言及。同選手はその際に股間を触っていたが、それがファンへの侮辱行為だったとも指摘されている。
「ディ・マリアが観衆にそのような反応を見せたとしたら、それはミスを犯したことを意味するね」
「現在の彼はベルナベウからブーイングを吹かれる時期にある。ただ、それは誰もが経験するようなことだよ。彼を交代させたのは、よりフレッシュな選手を必要としていからだ」