週半ばの試合は中止もドルトムントは準備万端
香川真司は先発なるか。2017年3月4日のブンデスリーガ第23節、ボルシア・ドルトムントはホームでバイエル・レバークーゼンと戦う。
2月28日、雪の影響でピッチコンディションが悪化し、DFBポカール準々決勝が中止となったドルトムント。幸いにも対戦相手のシュポルトフロインデ・ロッテは、同じくノルトライン=ヴェストファーレン州に本拠地を置いていたため、移動の負担は少なかった。選手たちのコンディションに影響はなさそうだ。
3日の前日会見でトーマス・トゥヘル監督は、人員状況について「長期負傷者の例外を除けば、目下のところ、我々は問題を抱えていない」と述べている。
また、対戦相手のレバークーゼンについては「本来もっと上にいることが期待されるチーム」と言及した。
「過去数試合の傾向は忘れなくてはならない。我々が限界に達したときのみ、この試合に勝利することができる」
先月21日にはチャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンド1回戦の1stレグで、ホームにアトレティコ・マドリーを迎えたレバークーゼン。ケビン・ガメイロに個の力をまざまざと見せつけられ、サウール・ニゲスに強烈な一撃を打ち込まれ、最後はフェルナンド・トーレスに止めを刺されて心は折れた。
その2-4の惨敗と衝撃を引きずるようにして、25日のマインツ戦も0-2で完敗。まさに踏んだり蹴ったりの状態だが、それでもCLの決勝トーナメントに進出する地力のあるチームだ。トゥヘル監督の言うように、決して油断は許されない。