エルネスト・バルベルデ監督とホルヘ・サンパオリ監督【写真:Getty Images】
バルセロナは1日、ルイス・エンリケ監督が今シーズン限りで退任することを発表した。スペインメディアは後任監督についての予想を伝え始めている。
2014/15シーズンからバルサを率いてきたエンリケ監督は、3シーズンでバルサのトップチームの指揮を終えることになった。昨季までの2年間でリーガエスパニョーラ優勝2回やチャンピオンズリーグ優勝1回など8個のタイトルを獲得し、今季も複数のタイトル獲得の可能性を残しているが、「休息が必要」だとして退任を発表した。
1日付のスペイン紙『マルカ』は、現在アスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督がバルサ新指揮官の最有力候補だと伝えている。現役時代にバルサでのプレー経験があり、クラブの環境を知っていることも大きな要因のひとつだという。今季末までとなっているビルバオとの契約は延長されていない。
一方で『アス』は、今季からセビージャを率いているホルヘ・サンパオリ監督が最有力との見方だ。セビージャをバルサやレアル・マドリーとのリーグ優勝争いへ導く手腕を見せきたアルゼンチン人指揮官は、スペイン各メディアが行うオンラインアンケートなどではバルサの新監督候補としてファンから最多の支持を集めている。
他には現エバートンのロナルド・クーマン監督やパリ・サンジェルマン前監督のローラン・ブラン氏、インテル前監督のフランク・デ・ブール氏、エンリケ監督のアシスタントを務めるフアン・カルロス・ウンスエ氏、レッドブル・ザルツブルクのオスカル・ガルシア監督、リバプールのユルゲン・クロップ監督、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督など、各メディアが様々な新監督候補の名前を挙げている。
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