ガラタサライのルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
トルコのガラタサライに所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、J1のヴィッセル神戸への移籍が2日にも正式発表されることになるかもしれない。複数のトルコメディアが1日付で報じている。
以前から報じられていた神戸への移籍は一旦夏へ持ち越されたとみられていたポドルスキだが、昨季J1得点王の神戸FWレアンドロが負傷で長期離脱を強いられる見通しとなったこともあり、予定を早めての獲得に向けた交渉が進められている模様だ。
トルコ『ファナティック』は、ポドルスキの神戸への移籍は「全て合意に達した」として、2日にもガラタサライから正式発表が行われる見通しだと伝えている。ガラタサライは神戸から移籍金270万ユーロ(約3億2000万円)を受け取り、ポドルスキは年俸500万ユーロ(約6億円)で神戸と3年契約を交わすという。
Jリーグの移籍市場は3月末まで開いており、ポドルスキが即座にチームに加わることも可能だが、ガラタサライとしては5月のシーズン終了までポドルスキがチームに残ることを望んでいる模様。実際に神戸に加入するのは6月1日になると『CNNテュルク』などは伝えている。
1日にガラタサライ大学で開かれたイベントに出席したポドルスキは「ヴィッセル神戸への移籍については?」と報道陣から質問を受けたが、何も答えようとはしなかったとのことだ。ドイツ代表として129試合に出場し48ゴール(ともに歴代3位)を記録した大物ストライカーのJリーグ入りは間もなく実現することになるのだろうか。
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