リヨンに所属するコランタン・トリソ【写真:Getty Images】
ユベントスは、リヨンに所属する22歳のフランスU-21代表MFコランタン・トリソの獲得に迫っているようだ。27日に仏メディア『ル・10スポーツ』が伝えている。
来季に向けてさらに中盤の強化を図ろうとしているユベントス。その補強選手として同クラブが以前から獲得に関心を示しているとされているのがトリソだ。
ユベントスはこの冬にもトリソの獲得を試みたとみられているが、リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は同選手の放出を断ったという。しかし、移籍市場が閉まった後にも両クラブは交渉を続けていたとされており、現在トリソをユベントスに売却することでクラブ間合意に至ったとみられているようだ。
日曜日にイタリアで放送された『ドメニカ・スポルティーヴォ』の番組内でスポーツ記者のチーロ・ヴェネラート氏が伝えたところによれば、両クラブは3000万ユーロ(約35億7000万円)の移籍金でトリソを移籍させることでクラブ間合意に至ったとのこと。そして、同選手はユベントスと年俸約300万ユーロ(約3億5000万円)の5年契約を結ぶことになるとみられており、トリソが来夏にユベントスに加入することになる最初の補強選手だと考えられているようだ。
また、オラス会長も来夏にトリソを売却する可能性があることを記者会見の場で明かしている。
「我々は1月にコランタンに対する重要なオファーを断ったが、6月30日までに誰かを高額で売却することになるかもしれない」
今季リーグ戦23試合に出場して6ゴール3アシストを記録しているトリソ。来夏からは、今大会のチャンピオンズリーグで対戦したユベントスでプレーすることになるのだろうか。
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