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今季最少失点のビジャレアル守護神に悲劇。キャリア4度目の十字靭帯負傷

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・アセンホ
ビジャレアルのセルヒオ・アセンホ【写真:Getty Images】

 ビジャレアルは26日、GKセルヒオ・アセンホが左膝前十字靭帯の断裂と診断されたことを発表した。6ヶ月以上の長期離脱が見込まれ、今シーズン中の復帰は絶望的となる。

 26日に行われたリーガエスパニョーラ第24節のレアル・マドリー戦に先発したアセンホは、24分にFWカリム・ベンゼマの決定的なシュートをセーブしたが、このプレーで負傷。治療を受けたがプレー続行不可能となり、34分に交代を余儀なくされた。

 今シーズンの全試合にフル出場を続けていたアセンホは、前節までの23試合で全チーム中最少の15失点という今季ビジャレアルの堅守に貢献していた。シーズン最小失点GKに贈られる「サモラ賞」も狙える状況だったが、基準となる28試合出場は満たしていない。

 アセンホはこれまでのキャリアを通してたびたび膝の負傷に苦しめられてきた。アトレティコ・マドリーに在籍していた2010年5月、マラガに在籍していた2011年2月、ビジャレアル加入後の2014年4月の3度にわたって右膝の十字靭帯に重傷を負い、長期の離脱を強いられた。今回は過去3回とは異なる左膝の負傷となる。

【了】

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