バルセロナ、アトレティコ撃破でレアルに圧力【写真:Getty Images】
【アトレティコ・マドリー 1-2 バルセロナ リーガエスパニョーラ第24節】
現地時間26日に行われたリーガエスパニョーラ第24節アトレティコ・マドリー対バルセロナは、2-1でアウェイのバルセロナが勝利した。
1試合消化が遅れている首位レアル・マドリーを勝ち点1差で追うバルセロナは、マスチェラーノが不在の中でのアウェイゲーム。不調が騒がれているものの、首位にプレッシャーをかけるためにも勝ち点3が欲しい一戦だ。
対するアトレティコも必要なのは白星だ。勝ち点6差のバルセロナとの差を縮めるには、引き分けでは不十分である。
前半は互いに譲らずゴールは生まれなかった。それでも、後半に入って少しずつ試合が動く。
先手を取ったのはアウェイのバルセロナ。64分、ペナルティエリア右からルイス・スアレスが強引にシュートを放つと、DFに当たったボールが中へ。このボールにいち早く反応したラフィーニャが右足でねじ込んで先制した。
だが、アトレティコはセットプレーで反撃。70分、左サイド深い位置からのFKにゴディンがニアで合わせて1-1とした。
試合は再びこう着したが、86分にバルセロナが勝ち越しに成功する。セットプレーのこぼれ球を拾って波状攻撃を仕掛けると、ペナルティエリア右からのクロスにメッシが合わせた。一度はDFにブロックされるが、こぼれたボールを自ら押し込んで再びリードを奪う。
残り時間を耐えたバルセロナは、暫定で首位に浮上。マドリーは同日夜に敵地でビジャレアルと対戦する。
【得点者】
64分 0-1 ラフィーニャ(バルセロナ)
70分 1-1 ゴディン(アトレティコ・マドリー)
86分 1-2 メッシ(バルセロナ)
【了】