ミランのジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマにマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティがともに関心を抱いているものの、ユナイテッドが獲得に向けて優位に立っているという。25日付の英紙『ミラー』が伝えている。
ドンナルンマは16歳でミランのトップチームにデビューし、そのまま定位置を確保。今月25日にようやく18歳の誕生日を迎えたが、すでにミランのレギュラーとして1年半にわたる実戦経験を積んできた。
守護神ダビド・デ・ヘアのレアル・マドリー移籍が盛んに噂されることもあり、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は代役候補に目を向けようとしているようだ。ドンナルンマがその有力な候補なのだという。
一方のシティも、クラウディオ・ブラーボやウィリー・カバジェロがいずれも十分に期待に応えるプレーを見せられておらず、GKの補強が必要だとみられている。ジョゼップ・グアルディオラ監督もミランの若き守護神に注目しているのかもしれない。
獲得に4000万ポンド(約56億円)が必要と見積もられるドンナルンマの争奪戦で優位に立っているのはユナイテッドの方だという見方を『ミラー』は伝えている。だが当然ながら、ミランの側にはそう簡単にドンナルンマを手放す意志はないだろう。
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