ライプツィヒ戦でゴールを決めた大迫勇也【写真:Getty Images】
現地時間25日にブンデスリーガ第22節が行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはライプツィヒに3-1で敗れた。この試合でゴールを決めた大迫は、試合後にブンデスリーガ公式サイトのインタビューでこの敗戦を振り返っている。
大迫は、0-2の状況で迎えたこの試合の53分、右サイドのDFパヴェウ・オルコフスキが中に入れた低いクロスに滑り込みながらニアに押し込んで1点を返した。しかし、その12分後にライプツィヒにさらに追加点を奪われてしまい、結局ケルンは大迫のゴールもむなしく敗戦を喫している。
このゴールは、大迫にとって4試合ぶりとなる今季リーグ戦5得点目となった。そこで大迫は、このゴールで1点を返した状況を上手く利用できなかったことが悔しいと述べている。
「もう必死ですよ。1-2にすれば引き分け、勝ちに持っていける試合だと思っていたので。必死に飛び込んでいきました。ただやっぱり、もっと1-2の時間帯を長くしないといけなかったですね。あの時間帯をもっと長くできれば、最悪、引き分けには持っていけた。相手もバタバタしていたので。もったいないことをしたかなと思います」
この結果に、地元紙『エクスプレス』はケルンの選手たちの大半に軒並み低評価。その一方で、大迫、DFドミニク・ハインツ、そして交代出場したFWシモン・ツォラーの3選手のみチーム最高点タイの「3」の高評価を付けると、大迫には「彼がゴールを決めたのは偶然ではなかった。数少ない明るい話題を生じさせた」と寸評している。
ドイツでゴールを決めた試合で初めて敗戦を味わうこととなった大迫。次からはまた、ゴールで勝ち点に貢献する姿を見たいところだ。
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