アントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、プレミアリーグ制覇まで立ち止まるつもりがないようだ。現地時間24日の会見の様子を、英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
23日、昨シーズンの王者であるレスター・シティは、クラウディオ・ラニエリ前監督の解任を発表した。優勝監督が次のシーズンに解任された“事件”は大きく扱われている。
チェルシーは現在、2位のマンチェスター・シティと勝ち点8差の首位。優勝に向けてまい進中だ。コンテ監督は、「この夢を達成することができるなら、リスクに直面する覚悟はあるよ」と、レスターで起きたことを引き合いに出してコメントし、次のように続けている。
「簡単なことではない。だが、我々がリーグ制覇を成し遂げるなら、このリスクを冒すことができる。シーズン序盤、ブックメーカーは私をクビにしていたことを覚えているだろうか。正しい集中力を維持して仕事を続けてこられて運が良かったよ」
同胞ラニエリ氏のレスター監督解任は、選手の意見があってのことだと噂になっている。だが、コンテ監督は「敬意がない」と述べた。
「監督の去就は選手が決めるものじゃない。そういったことが起きるのは、ひどいクラブだ。私は信じていないよ。そうは思わない。それは監督にとって腹立たしいことだから、こういった話は聞きたんくないね」
チェルシーは25日、ホームでスウォンジー・シティと対戦する。
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