クラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティの監督を解任されたクラウディオ・ラニエリ氏が、クラブやサポーターへの感謝の気持ちを語った。英メディア『BBC』などが伝えている。
ラニエリ氏が率いるレスターは昨シーズン、プレミアリーグで奇跡の優勝を果たした。しかし、今シーズンは開幕から苦しみ続け、現在は降格圏と勝ち点1差の17位。クラブは23日に指揮官の解任を発表した。
レスターで偉業を成し遂げたラニエリ氏は24日、「昨日、私の夢は死んだ。昨シーズン、プレミアリーグを制した幸福感を得たあと、私の夢は私が愛するレスターにずっととどまることだった。悲しいことだが、それは続かなかった」と話している。
家族やコーチングスタッフへの感謝を述べた同氏は、「レスター・シティに感謝しなければならない。素晴らしい冒険だった。ずっと私の中で生き続けるだろう」ともコメント。さらに「我々とともにきてくれたメディアや記者の皆さんにも感謝したい。サッカーにおける素晴らしいストーリーを報じてくれた」と述べている。
そしてラニエリ氏は、「誰も我々がともに成し遂げたことを消すことはできない。決して忘れることがない、驚きと幸せの時間だった。皆さんと一緒にチャンピオンになったことは、喜びであり名誉だった」と締めくくった。
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