昨年優勝の青森山田高校【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は24日、ユース年代の国内最高峰のリーグ戦である「高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ」の開催概要を発表した。
現行のプレミアリーグが創設されて7年目のシーズンとなる2017シーズンは、Jリーグのクラブユース13チームと高校7チームの全20チームが出場。EAST(東地区)とWEST(西地区)の10チームずつに分かれ、それぞれホーム&アウェイ総当りで計18試合のリーグ戦を行う。EASTとWESTの優勝チームはチャンピオンシップへ進み、各リーグの下位2チームは下部リーグであるプリンスリーグに降格する。
今季は浦和レッズユースが2012年の降格以来5年ぶりにプレミアリーグに復帰。アビスパ福岡U-18も4年ぶりの復帰となった。米子北高校と阪南大学高校は初のプレミアリーグ昇格を果たしている。西日本の3チームが昇格した結果、10チームずつで東西を分けるラインが西へ移動し、過去6年間をいずれも西地区で戦っていた京都サンガF.C. U-18は東地区に組み入れられることになった。
大会は4月8日に開幕。8日、9日に行われる開幕戦は東京会場(味の素スタジアム西競技場)と大阪会場(キンチョウスタジアム、ヤンマースタジアム長居)におけるセントラル開催となる。その後は12月10日の最終節までリーグ戦が開催され、優勝決定戦であるチャンピオンシップは12月17日に開催が予定されている。
2016年は青森山田高校がEAST王者、サンフレッチェ広島ユースがWEST王者としてチャンピオンシップへ進み、青森山田高校が初優勝を飾った。高校選手権も制して”2冠王者”となった青森山田は、昇格チームの浦和との対戦で連覇に向けた戦いをスタートさせる。
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