インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
インテルは現地時間26日に、セリエA第26節でローマと対戦する。24日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、DF長友佑都の先発出場を”確実”と予想している。
インテルは前節ボローニャ戦に1-0の勝利を収めたが、DFミランダが警告を受けたことで、累積警告によりローマ戦には出場停止となった。DFジェイソン・ムリージョのコンディションが万全でないこともあり、ステファノ・ピオリ監督は守備陣の構成に頭を悩ませる状況となっていた。
『ガゼッタ』はインテルが3バックから4バックへ変更し、左サイドバックに長友を先発起用することになると予想している。右からダニーロ・ダンブロージオ、ガリー・メデル、ムリージョ、長友という並びだ。トップ下のポジションを除いて先発の11人中10人は「ほぼ確実」に固まっているとの見方とともに伝えている。
だが一方で、『コッリエレ・デッロ・スポルト』による予想は異なっている。長友とクリスティアン・アンサルディが左サイドのポジションを争うとしながらも、先発予想にはアンサルディの方を含めている。
ローマ戦ではスピードのあるモハメド・サラーがインテルの左サイドから攻め込んでくることが想定され、先発に起用されたとすればその対応を期待されてのこととなる。2017年に入ってからのリーグ戦7試合ではこれまで1試合に先発フル出場したのみだった長友だが、2位ローマとの重要な一戦で持ち味を発揮してアピールしたいところだ。
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