イケル・カシージャスとジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
現地時間22日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の1stレグが行われ、ポルトはホームでユベントスに0-2の敗戦を喫した。GKイケル・カシージャスは逆転が難しくなったことを認めつつ、2ndレグに向けた希望も口にしている。
カシージャスとジャンルイジ・ブッフォンの名GK対決となった試合は、0-0で迎えた後半半ば過ぎにユーベが立て続けの2得点。アウェイで2点差勝利を収め、準々決勝進出に向けて大きく優位に立った。
前半27分にDFアレックス・テレスが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、数的不利に陥ったことが大きな痛手になったとカシージャスは認めている。「あれで試合はユベントスの優位に傾いた。必死に戦おうと努め、それほど苦しむことなく耐えられていたが、5分間で一気に試合を決められてしまった」と試合後に伊メディア『メディアセット』に語った。
「こういった結果をひっくり返すのが難しいことは分かっている。ユベントスのようなチームのホームでの試合ならなおさらだ。トリノではユーベの選手が最初に退場してくれるようならもう少し楽になるかもしれないね」
ユーベのホームでの2ndレグは3月14日に開催される。ポルトが奇跡の逆転を成し遂げるためには2点以上を奪うことに加え、カシージャスがこれ以上のゴールを許さないことも必要になりそうだ。
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