ユベントス時代のアルバロ・モラタ(左)とシモーネ・ザザ(右)【写真:Getty Images】
バレンシアに所属するイタリア代表FWシモーネ・ザザは、昨季にユベントスでチームメートだったレアル・マドリーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタとの再会を楽しみにしているようだ。21日付のスペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じている。
昨年夏にユベントスからウェスト・ハムへ期限付き移籍をするも、出場したリーグ戦8試合で無得点と期待に応えることができず、冬の移籍市場でバレンシアへ戦場の場を変えたザザ。すると、現地時間19日に行われたリーガエスパニョーラ第23節アスレティック・ビルバオ戦で294日ぶりとなる今季初ゴールを決め、バレンシアの勝利に貢献している。
そのザザは、現地時間22日に行われる未消化分の試合となるリーガエスパニョーラ第16節マドリー戦で、昨季にユベントスで友情を深めたモラタと久しぶりの再会を果たす。とはいえ、その試合ではピッチ上で敵同士として再会することになるが、ザザは親友との再会を心待ちにしていると語った。
「昨日モラタが電話をかけて来たけれど、僕らはほぼ毎日会話をしているんだ。彼は試合に出るといつもゴールを決めるから、水曜日にはゴールを決めないよう言っておいたよ。彼は僕がスペインにいることがとても嬉しいみたいだし、今週ピッチで会えるのが楽しみだ」
また、スペインメディア『スーペルデポルテ』は、ザザが今冬にバレンシアへ移籍することに承諾したのは、モラタがスペインへ来るようアドバイスしたからだと明かしている。
久しぶりに再会するザザとモラタ。前節にともにゴールを決めた両選手は、再会をお互いのゴールで祝えるだろうか。
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