サットンに所属していたGKウェイン・ショー【写真:Getty Images】
FA杯5回戦のアーセナル戦で、ベンチでパイを食べる姿が話題となっていたイングランド5部に所属するサットン・ユナイテッドのGKウェイン・ショーがクラブを退団することになった。21日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、試合中にパイを食べる行為が賭けの対象になっており、実際にGKショーがそれを行ったことで、関与した疑いが持たれてイギリスの賭博規制委員会による調査が入った。完全に関与した疑いが確定した訳ではないが、チームに迷惑をかけたとしてクラブを退団する事態となっている。
サットンを率いるポール・ドスウェル監督はGKショーについて「我々は何が起きたのか意味を理解した。FAと賭博規制委員会について。残念ながらウェインは現在の立場から退くことになる」と退団理由を明かし「私が理解しているのは、彼がパイを食べる賭け事について語ったと言うことだけ。我々の誰もがそれについて知らなかったが、我々が知っていたら間違いなくするべきでないとアドバイスしたでしょう」と、クラブは全く関与していないと明らかにしている。
大番狂わせを続けてきたサットンの快進撃に加えて、115kg(実際にはもう少しある可能性も)とされる体型で注目を集めたGKショー。しかし、最後は残念な形で話題を締めくくることとなった。
【了】