ユベントスに所属するダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
ユベントスに所属する33歳のDFダニエウ・アウベスが、昨季まで過ごした古巣バルセロナの経営陣を痛烈に批判した。20日付のスペイン紙『ABC』が報じている。
今季よりユベントスにフリーで加入したD・アウべス。ありとあらゆるタイトルを総なめにしたバルセロナで8シーズンを過ごした後にフリーで退団する決断をした同選手は、その理由について敬意を欠く扱いを受けたからだと同クラブの経営陣を批判している。
「最後の3年間に何度も僕が放出の対象とされていた噂を聞いたけど、クラブは僕に一度も何も言ってこなかった。彼らの態度は、誠実ではなく恩知らずで僕への敬意に欠いていたんだ。FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分が下された時だけ契約延長を申し出た。クラブの経営陣は選手の扱い方を分かっていない」
そしてD・アウべスは、この時にフリーで退団できる条項を加えてサインを交わすと、同選手の国際舞台での豊富な経験を高く評価して獲得に乗り出したユベントスへの加入を選択。それから約8ヶ月が過ぎた今、D・アウべスは新たな冒険に満足していると述べた。
「ユベントスを選んだのは、僕と同じように勝者のクラブだからだよ。このクラブはいつも何かを教えることができる機関だし、常にタイトルを争っているクラブだ。ここで僕は幸せだし、新たな挑戦をしている。CLでタイトルを争えるチームであるのは間違いないけれど、ここには迷信がありすぎるね。だから、一歩ずつ前に進んで行こうと小声で言わなければいけない」
果たしてD・アウべスは、バルセロナで成し遂げたようにユベントスでも国際タイトルの獲得に貢献することができるだろうか。
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