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「大勝したことが一番大事!」 自身のハットトリックよりチーム優先の南野

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】

 現地時間19日に行われたオーストリア1部の第22節の試合で、ザルツブルク所属の日本代表MF南野拓実は3ゴール1アシストを記録。6-1の大勝に大きく貢献した。

 先発で出場した南野は23分、ペナルティーエリア内右側で左からのクロスを受け、胸トラップからの右足シュートで1点目のゴールを記録。そのわずか1分後にも左からのクロスに左足で合わせて自身2点目を加えた。58分には味方選手が頭で落としたボールを右足で押し込んでハットトリック。71分にはチームの5点目をアシストしている。

「今日はチームとしてこれだけの大差で勝つことができました。それが一番大事です!」と南野は試合後にコメント。「今日は試合前からすごく良い感触で、最初からうまくやれました。3得点は誇らしく思っています」と活躍を喜ぶ言葉をクラブ公式サイトが伝えている。

 オスカル・ガルシア監督も「今日は一人の選手がマン・オブ・ザ・マッチということはない。大事なのはチーム全体のパフォーマンスだ」と話し、南野だけを称賛はしていないが、今季先発出場の機会が少ない南野にとっては監督への良いアピールにもなったはずだ。

【了】

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