ボルシア・ドルトムントのマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、再びユルゲン・クロップ監督のもとでプレーする可能性もあるのかもしれない。18日付の英紙『ミラー』は独占情報として、リバプールが同選手の獲得に動いていると伝えた。
ドルトムントの下部組織で育ったゲッツェは、2009年にクロップ監督が率いるトップチームにデビュー。2010/11シーズンと翌シーズンには、MF香川真司らとともにドルトムントのブンデスリーガ2連覇に大きく貢献した。だが2013年には宿敵バイエルン・ミュンヘンへと移籍して大きな騒動を引き起こすことになった。
クロップ監督の就任したリバプールは、昨年夏にもゲッツェの獲得を望んでいると報じられていたが、結局ゲッツェはバイエルンからドルトムントへ復帰することを選んだ。だがトーマス・トゥヘル監督のもとでは以前ほどの活躍ぶりを発揮できず苦戦している。
リバプールは来シーズンに向けて再びゲッツェの獲得を検討し、すでに交渉を開始している模様だと報じられている。ゲッツェを買い戻すためバイエルンに2200万ユーロ(約26億円)を支払ったとみられるドルトムントは、同選手を放出するとすればその移籍金と同額を回収することを望んでいるという。
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